CHIBI-チビ-

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CHIBI-チビ-』は、高橋陽一の漫画作品である。

概要[編集]

1992年から1993年にかけて、「週刊少年ジャンプ」で連載された作品。単行本全6巻。主人公は、身長が極端に低い中学3年生の仲本智、あだ名「チビ智」。運動音痴で何もとりえが無く、いつもうじうじしていることから、典型的ないじめられっこ。第1巻では、相当むごいいじめを受け、自殺を試みようと学校の屋上に登り、フェンスを乗り越えようとするが、級友の岩井耕介に止められ、それをきっかけにボクシングをはじめどんどん強くなっていくストーリー。
さらに、連載終盤の時期にJリーグが開幕したため作者はキャプテン翼の再連載に差し替え、物語として中途半端なまま連載終了となった。その後、「完結編」と言う形で増刊にて連載終了後の続きに当たるエピソードが掲載されており(単行本最終巻である第6巻に収録)、物語として完結したものになっている。


注意以降に核心部分が記述されています。

ストーリー[編集]

  • 中学校編〈対 熊田虎吉〉
  • 藤波学園 前編〈1軍対2軍〉
  • 藤波学園 後編〈インターハイ〉

登場人物[編集]

仲本智
本作品の主人公。いじめられっこであったがボクシングを始めることでたくましく成長する。いじめを受け人の痛みを知っていることから心優しく、またかなりのお人よし。また、中学時代は園芸部に所属していたため、花にはかなり詳しい。インターハイ前に後輩の「花村歩」と出会う。彼女とのことを言われると顔を赤らめている。彼女のことが好きである。
岩井耕介
仲本にとっては恩人のような存在。かつては熊田と共に森川ボクシングジムに通っていた。藤波学園インターハイ編では『美男子トリオ』の一人として女性人気が高かった。
熊田虎吉
中学校編での仲本の敵に当るキャラクター。中学一年の頃から岩井と共に森川ボクシングジムに通っていたが、両親の不仲など複雑な家庭環境故に次第に非行に走り、高校生数人相手に一人で喧嘩を売りに行ったり、弱いもの虐めをしたり(家庭環境におけるストレスと思われる)していた。仲本との無謀な試合後に改心したが、両親が離婚し北海道へ転校した。
インターハイ編で北海道の代表選手として久しぶりに登場するが、仲本の恋人(的存在)「花村歩」が一本松圭吾に電車内で強引なナンパをしているところに止めに入り、電車を下りる隙に一本松に不意打ちを喰らい入院、病院のベッドで仲本と再会する事となった。
森川美穂
森川ボクシングジムの会長の娘で、仲本達のクラスメイト。岩井の恋人でもある。
野田完斎
関西弁丸出しの不良少年。仲本と同じくらい背が低く、「チビ」といわれることを忌み嫌う。そのため、それを言った石倉を叩きのめしたが、新入生歓迎ロードワークの際に仕返しされ二軍落ちする。仲本を非常に気に入り信頼している。得意技の「マシンガンジャブ」はほとんど目には見えないほど。一年生当時は仲本より背が高かったが二年生になった頃にはあっさり抜かれていた。
市川茂一
巨体でパワーも半端ではないが、気が弱い。得意技は「猛牛突進」「メガトンパンチ」。ちなみに、キャプテン翼でおなじみの南葛市出身。試合中、何故かダチョウ倶楽部のギャグを発することがある。
石倉一平
横浜出身。藤波学園入寮初日に野田と喧嘩し、不意打ちを受けて気絶させられる。その仕返しに、新入生歓迎ロードワークの際に疾走する野田の足を引っ掛けて転倒させ、二軍落ちさせる。しかし、後の一軍対二軍の対抗戦で因縁マッチを組まされ、実力の差を見せ付けられあっけなく仕返しをされる。
結城ナオト
藤波学園前編から登場。実力は岩井とほぼ互角だが、ロードワーク中でも平気でナンパをし始めたりなど、どこか軽い性格。前編では入場テーマ曲にCHAGE and ASKAの「YAH YAH YAH」を流していた。その後のインターハイ出場をかけた県予選決勝では岩井と対戦し敗北し、インターハイ出場はならず。藤波学園『美男子トリオ』の一人
大野豊
仲本と同じく2軍落ちした部員。当社は平凡な部員を装っていたが、一軍対二軍の対抗戦で、元暴走族の総長であることを明かしてしまう。けんかは相当強いと思われるが、ボクシングは素人なため大したことはなく、後のインターハイ出場の夢はかなわなかった。
三沢郁也
藤波学園前編から登場。10年に1人しか現れないと言われるほどの逸材。仲本との試合では辛うじて勝利を収めるも、その後の発言で仲本は一番の強敵であったことを述べていた。藤波学園『美男子トリオ』の一人。身長は仲本より少し上。
花村歩
インターハイ編直前より登場。1年生。初登場時に学園の花壇(セントポーリア)のため実家(花屋)より花の薬をもってくるが、合う薬が分からないところに仲本智と出会う。そのお礼に弁当を持ってきた。後にボクシング部マネジャーとして仲本智を支える。仲本智の彼女(はっきりと場面で描かれてはいないが、周知の事実)。また、岩井の彼女森川と話している仲本を見たときは、落ち込んでいたりと、仲本のことが大事な存在である。
一本松圭吾
インターハイ編から登場。関西でも物凄く有名な不良で通っており、野田ですら恐れている人物。物凄く打たれ強く熊田の攻撃でも平然としていた。その戦いぶりは苛烈にして凄惨。熊田だけでなく、野田への闇討ちを阻止しようとした石倉、結城、大野たちをも倒した。仲本との試合でも通常の攻撃は全然効いてなかったが、仲本が試合中偶然編み出した「コークスクリュー」によって敗北した。仲本に対しては、人が良すぎたために家族を路頭に迷わせてしまった父と重ね合わせて激しく敵意をむき出しにしていた。
比嘉隼人
米沢強コーチ
藤波学園ボクシング部二軍コーチ。当初、仲本らにも凄惨なしごきを繰り返すが、実は涙もろいいい人。かつては二軍から唯一一軍に昇格した選手だったが、あまりにも惨めな負け方をした為に軽んじられていた。対一軍対抗戦の際にも、二軍側のコーチとなり力となった。
乾監督