花菱美希

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花菱 美希(はなびし みき)は、畑健二郎の漫画作品及びそれを原作とするアニメ『ハヤテのごとく!』に登場する架空の人物。アニメでの声優は中尾衣里

なお、当該作中登場人物の一人である西沢歩については、作中では主に「西沢さん」の呼称が用いられるが、本項では以下「歩」と表記する。


注意以降に核心部分が記述されています。

プロフィール[編集]

  • 生年月日:1988年[1]9月9日
  • 血液型:AB型
  • 年齢:16歳
  • 身長:151cm
  • 体重:42kg

人物像[編集]

ハヤテと同じクラスの女の子。家族構成は父、母、祖父。作者曰く「ツッコミ要員」。学級副委員長で自称「クールな参謀・副委員長ブルー」。生徒会の下っ端の役員。動画研究部部員。理沙とは小学校の頃からの仲で、3人娘の中ではリーダー格。髪はややブルーがかった灰色(アニメではややくすんだ水色)で瞳は灰色で描かれている。

基本的に楽なことを好む。運動や勉強は嫌いで、テストの後は雪路の補習を受けていたほか、高尾山ハイキングでもへたばって悪態をついていた。

ヒナギクとの仲は、小学生の頃に通っていた塾でイジメられていたのを助けられたことから。ヒナギクの男らしい言葉に惹かれ、バレンタインデーにはチョコを渡している。からハヤテに本命チョコを渡せたお礼にヒナギクがチョコを受け取ったとき、「男らしいところを見せるから年々チョコが増える」とコメントしている。ヒナギクを困らせることを好んで行うが、愛情の裏返しだと思われる。マラソン自由型ではヒナギクのペアとして出場させられ、あまりのハードさに釣り橋付近で涙目になる程の限界に達した。高所恐怖症で釣り橋を渡れないヒナギクのためにわざと参加資格のバラを散らしてリタイアし、自分で責任をかぶるなど、どこまでもヒナギクにカッコよさを求める。

生徒会3人娘の中で一番ヒナギクに近い位置におり、アニメ第27話・第28話では執事バトルに出ようとしたヒナギクを臨時執事にしており、また第50話の女子高生ウルトラクイズ大会でもヒナギクとのペアで出場している。ヒナギクがハヤテに惹かれていることに感づいており、ヒナギクの機嫌を直すために2人きりで映画に行かせたりもしているが、いい気はしていない[2]。生徒会室で自分に気づかず着替えだしたハヤテを見て、「朝っぱらから生徒会室でストリップって…それなんてエロゲ?」と、衝撃的な発言をしている。

クールで毒舌。「余程のことでなければ落第しない」白皇学院で落第しそうなほど頭が悪い。食べるカレーは甘口[3]。代々政治家の家系の家に生まれ、祖父は内閣総理大臣経験者、親も政治家である。その縁を使い、情報収集やパーティ開催も得意。特に情報収集についてはハヤテの過去まで把握している。泉と同じくハヤテを「ハヤ太君」と呼んでいる。また、アニメでは泉と隣の席である。アニメでは目が一条目のようになることがある。

2年進級時には、1年の時と同じくハヤテ・ナギ・泉・理沙と同じクラスになり、ヒナギク・愛歌・千桜も同じクラスになった。

クレジットカードの限度額は108万円とかなりの金持ちであるが、執事は普段はついていない(アニメ)。普段から家族で行くため、理沙と同じく高級レストランを「ファミレス」呼ばわりしている。

備考[編集]

  • アニメの監督・川口敬一郎は、スタッフが描きにくいキャラであると言っている[4]
  • アニメ第44話ではアニメ制作会社のスタジオにて自ら原画を書いている(演じる中尾の特技を活かしたものである)。

以上で作品の核心的な内容についての記述は終わりです。

脚注[編集]

  1. 原作のみの設定。単行本巻末プロフィールや公式ガイドブックには1988年生まれとは記載されていないが、作中時間および誕生日から生まれた年が分かる。
  2. バックステージVol.171 2008年2月20日
  3. 第5巻第4話より。
  4. アニメDVD 01巻の「教えて!川口監督!」第4話より。川口自身は泉のほうが描きにくいと言っている。
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