市川和夫

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交際していた元教え子の20代の女性をメールで脅迫した疑いで埼玉県川口市立川口高校の校長、市川和夫(当時56)が逮捕された事件で、埼玉県警は、同高校や上尾市の自宅を家宅捜索した。校長室からはパソコン2台などを押収。脅迫メールには校長室のパソコンが使われ、勤務時間中に送信した疑いもあることが新たに分かった。

調べでは、市川は06年11月下旬~12月中旬、交際継続を迫るため女性の携帯電話に「人を殺すことは平気だよ」などと脅迫メールを送信。さらに「私生活を他人にばらす」などと書いた手紙を送った疑い。メールは10数通におよぶとみられる。「脅迫するつもりはなかった」と容疑を否認している。

逮捕された日は同校の卒業式。市川容疑者は式辞で「夢を持ち、実現のため努力しよう」と卒業生にエールを送った。式後には、アルバムにメッセージを書いてもらおうと多くの生徒が校長室に詰めかけたという。この後、自宅で任意同行を求められ、逮捕された。

市川は既婚者。1977年に教員採用され、06年4月に同校に校長として着任。県北部の県立高校の教頭だった02年1月ごろから、当時在校していた女性と交際を始めたが、昨年3月に女性から別れ話を切り出されたという。