三條正人

提供: Yourpedia
移動: 案内検索

三條正人 (さんじょうまさと,1943年1月30日-2017年10月9日) は日本の歌手である。本名は渡辺正好(わたなべ・まさよし)。「小樽のひとよ」「旅路のひとよ」「君は心の妻だから」などのヒット曲で知られる。

経歴[編集]

1943年(昭和18年)、滋賀県大津市で生まれる。滋賀県立膳所高等学校から法政大学に進学する。1963年、法政大学在学中にコーラスグルーブを結成し、ダンスホールでプロ歌手として活動を始める。1967年、作曲家・鶴岡雅義氏に誘われ、男性歌謡グループ「鶴岡雅義と東京ロマンチカ」のリードボーカルとして迎え入れられた。『小樽のひとよ』でレコードデビューし、大ヒットとなる。その甘くせつない歌声と美しく哀愁を帯びたレキントのメロディーは、 ムード歌謡が全盛期であった昭和40年代当時の大人の心を大きく揺さぶった。 1968年(昭和43年)、 『旅路の人よ』で日本レコード大賞歌唱賞を受賞。NHK紅白歌合戦に初出場。翌年以降、6年連続でNHK紅白歌合戦に出場した。 1969年(昭和44年)、『北国の町』がヒットする。 1973年、女優の香山美子と結婚する。 1974年、『さだめ』 でソロ歌手としてデビューする。『あなたを待ちます』『ひとりの札幌』などがヒット。 1978年、『北の都の物語』 で東京ロマンチカに復帰する。 1984年、「ひとりの札幌」がヒット 話題となる(TBS系テレビドラマ「雪舞い」の主題歌、主演:香山美子) 1993年(平成5年)、歌手生活30周年となり、記念曲 『愛のぬけがら』 をリリース。東京・大阪で記念リサイタル 好評を博す。 1999年(平成11年)、二人組の強盗に襲われ頭部に怪我を負う (乱闘になるが所持金は無事) 2003年(平成15年)、鶴岡雅義と東京ロマンチカに20年ぶりに復帰。35周年記念アルバム。 2017年10月9日、マントル細胞リンパ腫のため東京都渋谷区の病院で死去した[1]。74歳没。2016年から体調を崩し、入退院を繰り返していたとされる。 2017年10月10日午前11時、宝仙寺(東京都中野区中央2の33の3)で葬儀が行われた[2]。喪主は妻で女優の香山美子。

NHK紅白歌合戦出場歴[編集]

  • 1回目 1968年(昭和43年)/第19回
  • 2回目 1969年(昭和44年)/第20回
  • 3回目 1970年(昭和45年)/第21回
  • 4回目 1971年(昭和46年)/第22回
  • 5回目 1972年(昭和47年)/第23回
  • 6回目 1973年(昭和48年)/第24回

ディスコグラフィ[編集]

  • 鶴岡雅義と東京ロマンチカ エニー,ASIN: B000BGIECY,2003
  • BEST2000/三條正人 ポリドール,ASIN: B000UVFGOO,1992
  • 三條正人 中居あきら 君は心の妻だから ユニバーサル ミュージック合同会社,ASIN: B00C23JDJ,W2008
  • 三条正人《スーパー・バリュー》 Polydor,ASIN: B00005R0Y8,2001
  • 全曲集 三條正人 テイチクエンタテインメント,ASIN: B00005GCI3.1997

参考文献[編集]