モンスターボール

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モンスターボールは、

  1. 漫画ドラえもん』に登場する架空の道具。ドラえもんの道具 (も)#モンスターボールを参照。
  2. 任天堂から発売されたロールプレイングゲーム、『ポケットモンスター』に登場する架空の道具。ゲームを元にした関連作品にも登場する。
  3. 2.のうち、ゲーム初期から手に入る安価なボールのこと。

本稿では主に2.について記述する。


注意以降に核心部分が記述されています。

概要[編集]

野生のポケットモンスター(以下ポケモン)を捕まえたり、移動の際にポケモンを収納する道具である。なお、前述のとおり初期に手に入る安価なボール「モンスターボール」のみを表す場合と、「スーパーボール」「マスターボール」「ゴージャスボール」などその手の道具全般を表す場合がある。形状は球体で、狭義のモンスターボールでは球体の上半分が赤色で、下半分が白色である。また境目の部分に丸いボタンが付いている。このデザインは作品世界の中でポケモンに携わる人々のシンボルのように扱われていて、ゲームやアニメの中でもこれを元にした意匠をしばしば目にする。

アニメの主人公であるサトシを初め、ポケモンを扱う者(ポケモントレーナー)は通常、ボールは腰のベルトにある専用のホルダーに収納している。一度に持ち歩けるポケモンは6体までという制限があるが、これはボール収納の限界として表現されている。

ポケモンの出し入れ[編集]

ボールからポケモンを出す方法[編集]

ボールを出現させたいほうに向かって投げる。アニメ版ではモンスターボールのボタンを一度押すと少し手の平サイズに大きくなり、その状態で投げる。ちなみに、ポケモンが出た後はボールがトレーナーのところに戻ってくる。

ボールに戻す方法[編集]

アニメ版では戻したいポケモンにボールを向かせ「戻れ(そのポケモンの名前)!」と叫ぶとボールから赤い光線が出て、この光線がポケモンに当たると戻る。設定上はボタンを押すと光線が出るのだが、使われることは少ない設定である。ゲーム版では「(そのポケモンの名前)! (もういい)もどれ!」(よくやった、などの別バージョンがあり)と叫ぶと、きらめきと同時にモンスターボールに入り、トレーナーの方向に飛んでくる。ただし作中には無言でポケモンを出し戻しする人物も存在するので、ポケモンの名前を呼ぶ必要はないと思われる。

逃がし方[編集]

漫画版限定であるが、ボールが大きい状態かつ中にポケモンが入った状態でボタンを押すと「逃がした」事になる。 アニメではダイヤモンドパール編で初めてポケモンを出す場合と逃がす場合の違いが映像化された。映像的な違いは、通常のポケモンを出す場合は赤外線から出てくるのに対して、逃がした場合は青い光に包まれて出てくる。実際にボールをどの様に操作すれば逃がす事が出来るのかはわかっていない。また、通常に出てきたポケモンがそのまま逃がした事になった事もあり、どのようなシステムで逃がしているのか、またどの程度ポケモンと関わればゲットなのかも曖昧である。

モンスターボールの誕生[編集]

公式設定では、現在の一般用に開発されているモンスターボールは1925年(ポケモン世界の暦は明らかにされていないが、ゲーム内において「1969年アポロ11号月面着陸」に触れている人物が存在する事から西暦だと思われる)に、タマムシ大学のニシノモリ教授の経験が元になって開発された事になっている。

老齢により既に現役引退が間近に迫っていたニシノモリ教授が、オコリザルへの投薬量を誤り衰弱させてしまった。そのオコリザルは生存本能からか、体を縮小させて教授の老眼鏡ケースの中に入り込んだ。この事から、ポケモン各種が共通で持っている「衰弱時に縮小して狭いところに隠れる」本能が発見され、それを活かした捕獲用ボールの開発が始まった。ボールによる収納機能やポケモンを収納したボールの転送はボール自体の機能ではなく、ポケモンの本能を利用したものなのである。

この設定は攻略本「ポケットモンスター図鑑」や、アニメのノベライズ版で知ることが出来る。しかし、関連作品の中にはこれらの設定と矛盾する描写が見受けられることもある。

能力[編集]

ディアルガ(体重683kg)やグラードン(体重950kg)のような重量級ポケモンが入っているモンスターボールであっても、ポケモンを入れたボールはもとのポケモンの重さを感じず、また匂いや磁力など遮断される(しかしアニメ版でオーキド博士ベトベトンの入っているモンスターボールをとても臭がっているところを見ると、あまりに強烈な臭いは遮断しきれないようである)。また、アニメ版では、チャリンコ暴走族のメンバーのゴローニャが、サトシのヒトカゲのほのおのうずを受け、とても熱くなった状態でボールに戻したが、ボールごと熱くなってしまうなど、極度の温度差も遮断できないようである。中のポケモンごとパソコンによって転送する事もできる(これもボールの機能ではなく、ポケモン自体が持つ能力とされる)。『ドラえもん』に登場する四次元ポケットや、桝田省治が製作に関わった『リンダキューブ』に登場するトランスカーゴ(TC)などをイメージさせる。

内部[編集]

ボールの内部は狭いらしく、ポケモンによってはボールに入るのを嫌ったり、勝手にボールから出てきてしまったりするものもいる。アニメ版のピカチュウソーナンスがその最たる例である。しかし「ボールの中は快適な環境に保たれている」という設定になっている場合が多い。

英語版での表記[編集]

英語版では表記が異なる(英名:Poké Ball)のは、あちらでは「Pokémon」が正式名称であることに由来する。「モンスター」の持つニュアンスも異なるのであろう。

ゲーム版での設定[編集]

赤・緑(カントー地方)』および『金・銀(ジョウト地方)』バージョンでは、ヤマブキシティに本社を構える、シルフカンパニーというポケモン関係のアイテムを扱う会社が生産している。『ルビー・サファイア(ホウエン地方)』では、カナズミシティに本社を構えるデボンコーポレーション(業務内容はシルフカンパニーとほぼ同一)が生産している。中にはカスタムメイドで作られるモンスターボールも存在する。例えば『金・銀』では、ヒワダタウンにいるガンテツという人物が材料となる「ぼんぐり」という木の実を使って特製のボールを作っている。主人公は、これらをフレンドリィショップなどで購入する、他人から譲り受ける、落ちているボールを拾う(ポケモンが「とくせい」で拾ってくることもある)といった手段で手に入れる。

ちなみにオーレ地方は特例で、『ポケモンコロシアム』では舞台であるオーレ地方に野生ポケモンが発見されていないため、モンスターボールをフレンドリィショップで購入できない。ただし他人のポケモンを強奪する用途のためか密売しているところが存在する。同じオーレ地方が舞台である『ポケモンXD』では特定のスポットでのみ野生のポケモンが出現することが発見され、ボールを販売する店も増えている。

空のボールを野生のポケモンに向かって投げ、当たるとそのポケモンはボールの中に入るが、体力があると自力で出てきてしまう可能性が高い。そのため、バトルでHPを削ったり、状態異常にしたりして、ある程度弱らせてから捕まえるのが良い方法である(ポケットモンスター (ゲーム)#捕獲を参照)。また、ポケモンの種類によっても捕まえられる確率が異なる。たとえば伝説のポケモンなどは通常のポケモンよりも大幅に捕まえづらく設定されている。 捕まえ損ねて野生ポケモンが中から飛び出してしまったり、投げるのに失敗して落とすと壊れるのか、そのボールは失われてしまう。ただしアニメ版などでは手元に戻ってくるような描写も見られる。

捕獲されたポケモンには、そのトレーナーの名前とIDナンバーが「おや」情報として記録され、以後は通信交換などで人の手に渡ってもその情報が失われることはない。

ちなみに、すでに他のトレーナーにゲットされているポケモンにモンスターボール(たとえ、ポケモンを、確実に捕獲できるマスターボールであっても)を投げると「人のものを盗ったら泥棒」ということで弾かれてしまう。しかし、それを可能にするのが『コロシアム』や『ポケモンXD』で使用される「スナッチマシン」である。詳細は下記の「スナッチボール」を参照。

『ルビー・サファイア』以降では、捕獲に使用したボールの種類がポケモンごとに記録される。バトルに出たときの画面効果もボールによって異なるので、プレイヤーによってはボール自体の性能を度外視し、自らのこだわりでボールを選ぶ者も多い。

漫画版での設定[編集]

ゲームやアニメなどよりも深い設定がなされている場合がある。例として『ポケットモンスターSPECIAL』では、ゲームでも登場する「ぼんぐり」といわれる木の実の中身をくりぬき、特殊な装置と「キャプチャーネット」といわれる捕獲網を仕込むとされている。このキャプチャーネットは虫ポケモンの糸や鳥ポケモンの羽を利用する物が大半を占めているが、中には「伝説のポケモン」の羽を使わなければ製造出来ない物も存在するという(時を捕らえるモンスターボール)。しかしその詳細は、全てのメーカーともに企業秘密とされている。また、モンスターボール管理システムというものがあり、それがダウンするとボタンを押してもボールは大きくならずまったく使えない(中のポケモンに異常はない)。

カードゲームでの設定[編集]

ポケモンカードゲームに野生ポケモンや捕獲という概念は存在しないが、主に「ポケモンのカードを探して手札に加える」ような効果を持つトレーナーカードとしてモンスターボール各種が登場する。詳細はモンスターボール一覧にて解説する。

名称について[編集]

ゲームが企画された当初、「カプセルモンスター」という名前を使おうとしたが(ウルトラセブンのカプセル怪獣がモチーフとのこと)、「カプセル」が商標などの問題で引っかかり名前の変更を余儀なくされた。しかし、かえって「ポケットモンスター」となった事で「ポケモン」という響きの良い4文字の愛称が生まれて、ポケットモンスターの知名度の上昇に大きく貢献した。普段は怪物でも一度ボールに入ればポケットに入ってしまうモンスター、が由来。

モンスターボール一覧[編集]

「モンスターボール」を基本として、単純に性能を高めたものや、ポケモンや条件次第で高い効果を得られるもの、捕獲後に効果があるものなどがある。

凡例[編集]

一覧中に登場バージョンを示した。カッコ書きは、そのバージョンでは直接入手不可だが、通信によって転送・使用可能なものである。作品により入手方法が異なる場合もあり、ゲームでは出てこないボールも存在する。なお「全作品」とは「赤・緑・青・ピカチュウ・金・銀・クリスタル・ルビー・サファイア・エメラルド、ファイアレッド・リーフグリーン、コロシアム・XD、ダイヤモンド・パール」の事を表す。

特定の条件を満たしたときに効果を発揮するボールは特に注がない限り、その条件を満たしていないときは通常のモンスターボール相当の効果しか無い。

モンスターボール[編集]

登場バージョン:全作品
最も安価で基本的な性能のボール。200円。
ショップでは安価で手に入れられるものの基本的な性能は最も低い。ゲーム序盤ではよく使うが、他のボールが入手可能となる中盤以降はより捕まえられる確率の高いそれらのボールを使用する傾向が高い。しかしコストパフォーマンスは良好である。コストパフォーマンスの良さを利用して、捕獲しにくいポケモンには高くて性能の良いボールではなく、このモンスターボールを大量に購入(ゲームはお金を99万9999円まで所持可能で、効率よく賞金の多いトレーナーと戦えば比較的短時間にカウンターストップさせることが可能。さらにショップでは一度に99個購入でき、合計999個=約20万円所持できる)し、とにかく捕まえられるまでボールを投げ続ける方法を好むプレイヤーも少なくない。
カードゲームでは「コインを1回投げオモテなら、自分の山札からポケモンを1枚選び出し、相手プレイヤーに見せてから手札に加える。その後、その山札を切る」といった能力で、主にスタンダードで場を速攻で揃えたい時に使用される。絵柄は3種類ある。
タマゴから生まれたポケモンや、野生ポケモン戦を通さないイベント(現実・ゲーム内共通)で入手するポケモンは大抵このボールに入っている。
他のボールに比べて性能が低いことから、このボールで伝説のポケモンなどを捕まえるとちょっとした自慢になる。
実は伝説のポケモンは一番モンスターボールで捕獲されやすい、という都市伝説がマニアの間で広まっている。

ポケモンGOにおける入手方法[編集]

ゴーで入手するには実際に払う必要ある。

マクドナルド、等、ポケストップに指定された場所に行くと無料でもらえる。水戸河内ではもらえる

スーパーボール[編集]

登場バージョン:全作品
モンスターボールより少し性能がよいがその分割高。600円。
球体の上半分が青色で、左右対称に二本赤いライン状の出っ張りが付いている。下半分は白い。
カードゲームでは「自分の山札から、「たねポケモン(ポケモンexはのぞく)」を1枚選び出し、自分のベンチに出す。その後、山札を切る」という能力で、スタンダードの序盤の展開に使える。
漫画版の『ポケットモンスターSPECIAL』ではジムリーダーの使用ボールとして登場することが多い。

ハイパーボール[編集]

登場バージョン:全作品
スーパーボールより少し性能がよいがその分割高。1200円。
球体の上半分が黒色で、Hを模した黄色のラインが入っている。下半分は白い。
初代ではマスターボールに次ぐ性能を誇っていたものの、その後の作品で特定の条件で高い捕獲性能を持つボールが多数登場し、使用される頻度は減少している。

マスターボール[編集]

登場バージョン:全作品
狙ったポケモンを確実に捕まえることができるという究極のボール。試作品扱いとしてある場合が多く(シリーズが進んでも一向に商品化する気配はないようである)、ゲーム中では通常ひとつしか手に入れられない設定になっているが、デパートの景品などとして複数個手に入ることもある。主に研究者や著名人に渡しているようであるが、敵が強奪していて、それを手に入れる場合もある。バグによる裏技などで増殖する対象となることが多い。
球体の上半分に小さくMの文字が入り、色は青紫色で、赤紫色の丸いカバー状の出っ張りが2つついている。下半分は白い。
カードゲームでは「自分の山札の上からカードを7枚を見て、「ポケモンのカード」を1枚選び出し、相手プレイヤーに見せてから、手札に加える。その後、その山札を切る」という能力で、主にハーフデッキでの展開に役立つ。キラカードにもなった。
これで捕まえたポケモンを出すと、神々しいエフェクトが出る。

サファリボール[編集]

登場バージョン:赤・緑・青・ピカチュウ、ルビー・サファイア・エメラルド、ファイアレッド・リーフグリーン、ダイヤモンド・パール
ポケモンが放し飼いされている「サファリゾーン」というレジャー施設において、時間内にポケモン捕り放題の「サファリゲーム」専用のボール。開始時に30個数を渡され、残ったものは終了時に返却するため施設外では使えない。捕獲性能はスーパーボールまたはハイパーボールに相当。
球体の上半分は迷彩模様が入っている。下半分は白い。

パークボール[編集]

登場バージョン:金・銀・クリスタル、ダイヤモンド・パール
特定の施設専用のボール。
『金・銀・クリスタル』では「しぜんこうえん」での虫とり大会専用であり、性能はスーパーボールに相当。
『ダイヤモンド・パール』では「パルパーク」の捕獲ショー専用であり、ポケモンを確実に捕獲できる。「マスターボール」に相当すると思われる。捕獲ショーで捕獲するポケモンは参加するトレーナーが用意するという形になっているため、一度他のボールで捕まえたポケモンを放してパークボールで捕獲し直すという形になるが、捕獲ショーの後もポケモンが入っているボールは最初に捕まえたボールのままとなっている。また、おやの名前も変わらない。これは捕獲ショーがGBAシリーズのポケモンをダイヤモンド・パールに移すためのシステムであるためであると思われる。

ルアーボール[編集]

登場バージョン:金・銀・クリスタル
青ぼんぐりから作る。釣竿で釣ったポケモンが捕まえやすい。
カードゲームでは「コインを3回投げ、オモテの数ぶんの「進化カード」を自分のトラッシュから選び出し、相手プレイヤーに見せてから手札に加える」といった能力であるが、シチュエーションが限られていてあまり使われていない。

ムーンボール[編集]

登場バージョン:金・銀・クリスタル
黄ぼんぐりから作る。設定上は「つきのいし」で進化するポケモンが捕まえやすい事になっているが、バグによりゲーム上での実際の性能はモンスターボールと同じ。

ヘビーボール[編集]

登場バージョン:金・銀・クリスタル
黒ぼんぐりから作る。体重の重いポケモンが捕まえやすいが、有効なポケモンは非常に限定され、大部分のポケモンに対してはモンスターボールより効果が薄い。

レベルボール[編集]

登場バージョン:金・銀・クリスタル
赤ぼんぐりから作る。相手のポケモンのレベルが自分のポケモンよりも低いほど捕まえやすい。

スピードボール[編集]

登場バージョン:金・銀・クリスタル
白ぼんぐりから作る。よく逃げるポケモンが捕まえやすくなる。
(ただしこの効力はコイルベトベターモンジャラにしか通用しない。ライコウエンテイスイクンに関してはさまざまな憶測が飛び交っていた)
カードゲームでは「自分の山札の上からカードを1枚ずつオモテにして、最初に出た「進化カード」を、相手プレイヤーに見せてから、手札に加える。その後、オモテにしたカードをすべて山札にもどし、その山札を切る」(「進化カード」がなかった場合も、オモテにしたカードをすべて山札にもどし、切る)といった能力で、進化ポケモンを一種類しか入れてないデッキで使用された。

ラブラブボール[編集]

登場バージョン:金・銀・クリスタル
桃ぼんぐりから作る。設定上は「自分のポケモンと異性のポケモンが捕まえやすい」事になっているが、実際のゲームではバグにより「自分のポケモンと同種同性のポケモンが捕まえやすい」効果である。

フレンドボール[編集]

登場バージョン:金・銀・クリスタル
緑ぼんぐりから作る。これで捕まえたポケモンは最初からある程度トレーナーになついている状態になる。捕獲性能はモンスターボール相当。
カードゲームでは「相手のポケモンを1匹選び、そのポケモンと同じタイプの「ポケモンのカード」を自分の山札から1枚選び出し、相手プレイヤーに見せてから手札に加える。その後、その山札を切る」といった能力で、流行したデッキに入れられていることが多かった。

ジーエスボール[編集]

登場バージョン:クリスタル
捕獲用ではない特殊なボール。モバイルアダプタGBを利用して手に入れることが可能だった、幻のポケモン「セレビィ」を出現させるのに必要。
元はアニメ版に登場した「GSボール」(おそらくゴールド・シルバー。『金・銀』発売直前に開始したシナリオで登場)だが、こちらでは最後まで詳細が明らかになることは無かった。名前以外の関連性は特にない。

ネットボール[編集]

登場バージョン:ルビー・サファイア・エメラルド、ファイアレッド・リーフグリーン、コロシアム・XD、ダイヤモンド・パール
水タイプか虫タイプを持つポケモンを捕まえやすい。1000円。
球体の上半分が青く、黒いネット状の出っ張りが付いている。下半分は白い。

ダイブボール[編集]

登場バージョン:ルビー・サファイア、エメラルド、(ファイアレッド・リーフグリーン、コロシアム・XD)、ダイヤモンド・パール
海底(ひでんわざ「ダイビング」使用中)で出現したポケモンが捕まえやすい。これらは全て水タイプを持つが、条件を満たせばネットボールより効果は高い。1000円。
球体の上下が水色で上半分に白い波模様が入っている。
『ダイヤモンド・パール』では非売品となっているが、ズイタウンの新聞社を手伝うとたまに入手可能。
『ダイヤモンド・パール』では、「水の世界」に住んでいるポケモンが捕まえやすいとなっている。

ネストボール[編集]

登場バージョン:ルビー・サファイア・エメラルド、ファイアレッド・リーフグリーン、コロシアム・XD、ダイヤモンド・パール
レベルの低いポケモンが捕まえやすい。金銀のレベルボールと似ているが、こちらは自分のポケモンのレベルが影響しない点が違う。1000円。
球体の上半分に緑と黄緑の横縞の模様が入っている。下半分は白い。

タイマーボール[編集]

登場バージョン:ルビー・サファイア・エメラルド、ファイアレッド・リーフグリーン、コロシアム・XD、ダイヤモンド・パール
ターン経過に伴って捕獲率が上昇する。30ターンまで。1000円。
球体の上半分の両脇が赤、上部が黒、正面が白のカラーリングで頂点にライン状の黄色の出っ張りが付き、ボタン部がカラータイマーにあたるなど、ウルトラマンのようなデザインである。下半分は白い。
捕獲難度が高く、必然的に戦闘時間が長引く伝説のポケモンを捕まえるのに非常に有効。

リピートボール[編集]

登場バージョン:ルビー・サファイア・エメラルド、ファイアレッド・リーフグリーン、(コロシアム・XD)、ダイヤモンド・パール
ポケモン図鑑に「つかまえたポケモン」として登録されているポケモンが捕まえやすい。1000円。
球体の上半分は赤色だが、中央に黄色の波が重なったような模様が入っており、その内側が黒い。下半分は白い。

プレミアボール[編集]

登場バージョン:ルビー・サファイア・エメラルド、(ファイアレッド・リーフグリーン)、コロシアム・XD、ダイヤモンド・パール
上記バージョンにおいてモンスターボールを10個以上まとめて買うごとにおまけとして1個ついてくるボール。性能はモンスターボールに相当。
球体の上下は白いが、中央のラインが赤色になっている。

ゴージャスボール[編集]

登場バージョン:ルビー・サファイア・エメラルド、ファイアレッド・リーフグリーン、(コロシアム)・XD、ダイヤモンド・パール
捕獲性能はモンスターボールに相当。捕まえたポケモンがなつきやすくなる。金銀のフレンドボールに似ているが、捕獲以降も永続的に作用する。1000円。
球体の上下が黒い。中央のラインが赤く、その上下に白いラインが入っている。上半分に赤と金色のラインが入っており、さらにボタン部分が金色になっている。
『ダイヤモンド・パール』以外では非売品だが、特定のイベントで複数個入手できる。

ヒールボール[編集]

登場バージョン:ダイヤモンド・パール
捕獲性能はモンスターボールに相当。捕獲した直後に、そのポケモンのHPおよび状態異常を完全回復させる。300円。
球体の上下がピンク色。中央のラインとボタンが水色で、ボタンの周辺に4分割された太い線で黄色い円が描かれている。

ダークボール[編集]

登場バージョン:ダイヤモンド・パール
夜間や洞窟内部など、暗い状況下で出現したポケモンを捕まえやすい。1000円。
球体は黒地で、6面に緑色の円の模様が入っている。ラインとボタンは赤い。

クイックボール[編集]

登場バージョン:ダイヤモンド・パール
戦闘開始直後に投げるとポケモンを捕まえやすい。1000円。
球体の上下が水色で、ラインは黒くボタンは白い。ボタンを中心に黄色い線のX字が全体を取り囲んでいる。
カードゲームでは「自分の山札の上からカードを1枚ずつオモテにして、最初に出た「ポケモン」を、相手プレイヤーに見せてから手札に加える。その後、オモテにしたカードをすべて山札にもどしその山札を切る」といった能力(スピードボールの改良版的性能)。

プレシャスボール[編集]

登場バージョン:ダイヤモンド・パール
現在のところチートを用いない通常プレイでの入手は不可能である。ボールとしての性能は、モンスターボールと同じ。
球体の上下が光沢のある赤色で、両側面に黒いへこみがあり、その中央に赤いラインが入っている。ボタンは赤く、その周りも黒い。
ポケモン☆サンデー劇場版の企画で、プレシャスボールに入ったポケモンがイベント会場などで配布されることがある。

スナッチボール[編集]

登場バージョン:コロシアム、XD
スナッチマシンに装着することで他のトレーナーのポケモンを横取り(=スナッチ)できるようになったボール。投げる直前に「スナッチマシン」を用いて通常のモンスターボール等を改造するので、性能や外見は元のボールに準じる。悪の組織に改造されたダークポケモンを取り返すために使う。『コロシアム』では主人公と一緒にいるパートナーがダークポケモンを見抜き、ボールを投げられるようにしてくれる。『XD』では、主人公が装備しているオーラサーチャーがダークポケモンを判別、スナッチマシンと連動してボールを投げられるようにする。

ゲームに登場しないボール[編集]

ミュウツーボール[編集]

劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』(1作目)にて、ミュウツーがコピーポケモンを作るためにトレーナーのポケモンを奪う際に使ったボール。黒い球体に目玉が付いたようなデザインをしている。集団でポケモンにまとわりついてくる。対象のポケモンをモンスターボールごと奪える。

ダークボール[編集]

劇場版ポケットモンスター セレビィ 時を越超えた遭遇』(4作目)にて、ロケット団幹部ビシャスが使っていたボール。二重捕獲が出来るため人のポケモンを奪うことが出来る。このボールには、捕まえられたポケモンは凶悪になるという性能があり、映画の主役的存在「セレビィ」もこれに捕らえられ、凶悪化して破壊の限りを尽くす。セレビィが正気に返ったときにそのボールは爆発して消滅した。『ダイヤモンド・パール』に同名のボールが登場するが関連性は無い。

モンスターボール(旧式)[編集]

同じく『セレビィ 時を超えた遭遇』に登場。40年前の世界で使われていたボール。ボタンがなく、上のふたのようなものをひねるとボールが開き、ポケモンが出る。映画ではユキナリ(少年時代のオーキド博士)が使用。

デュアルボール[編集]

ポケモンカードゲームにのみ登場。モンスターボールが二つに分裂したようなイラスト。
「コインを2回投げ、オモテの数ぶんの「たねポケモン」を自分の山札から選び出し、相手プレイヤーに見せてから手札に加える。その後、その山札を切る」といった能力で、たねポケモン主体のデッキに入れられている。

マグマ団のモンスターボール[編集]

ポケモンカードゲームにのみ登場。モンスターボールの上部がオレンジ色でMと書かれている。
「コインを1回投げ、オモテなら「マグマ団のポケモン」を、ウラなら「マグマ団のたねポケモン」を、自分の山札から1枚選び出し、相手プレイヤーに見せてから手札に加える。その後、その山札を切る」といった能力で、主にマグマ団のポケモンのデッキに使われた。

アクア団のモンスターボール[編集]

ポケモンカードゲームにのみ登場。モンスターボールの上部が白色でAと書かれている。
「コインを1回投げ、オモテなら「アクア団のポケモン」を、ウラなら「アクア団のたねポケモン」を、自分の山札から1枚選び出し、相手プレイヤーに見せてから手札に加える。その後、その山札を切る」といった能力で、主にアクア団のポケモンのデッキに使われた。

ロケット団のモンスターボール[編集]

ポケモンカードゲームにのみ登場。モンスターボールの上部が黒色でRと書かれている。
「自分の山札から「わるいポケモン」を1枚選び出し、相手プレイヤーに見せてから手札に加える。その後、その山札を切る」といった能力で、主にわるいポケモンのデッキに使われる。

DNAボール[編集]

漫画・ポケットモンスターSPECIALにのみ登場
ロケット団のボスサカキがDNAポケモンデオキシスを捕獲する為に使用。
モンスターボールと似た形状で、赤い部分にDNAと書いてある。
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