Google

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Google Inc.
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種類 公開会社
市場情報 NASDAQ GOOG
~上場中
略称 Google
本社所在地  
アメリカ合衆国 カリフォルニア州 マウンテンビューアンフィシアター パークウェイ 1600番
電話番号
設立 1998年9月7日
業種 情報・通信業
事業内容 インターネット関連事業、ソフトウェアの研究・開発・販売
代表者 CEO エリック・シュミット
資本金
売上高 106億ドル(約1兆2720億円)(2006年)
総資産
従業員数 13,748名(2007年6月)
決算期
主要株主
主要子会社
関係する人物 ラリー・ページセルゲイ・ブリン
外部リンク http://www.google.com/
特記事項:
Google本社にある標識(Welcome sign)

Google(グーグル)は、アメリカ合衆国ソフトウェア会社、あるいは、同社の運営するインターネット上での検索エンジンである。

米国グーグルは人類が使う全ての情報を集め整理すると言う壮大な目的をもって設立された。独自開発したプログラムが、世界中のウェブサイトを巡回して情報を集め、検索用の索引を作り続けている。約30万台のコンピュータが稼動中といわれる。検索結果の表示画面や提携したウェブサイト上に広告を載せることで、収益の大部分をあげている。

検索エンジンとしては、2002年には世界で最も人気のあるものになり、AOLなどのクライアントを通じてインターネット検索のトップを占めるまでになっている。日本では、Yahoo! JAPANに次いでシェア2位である。

会社

米Google本社のCEOエリック・シュミット。日本法人のグーグル株式会社のCEOは村上憲郎

沿革

社風

Google本社にあるトイレのコントロールパネル

Googleの本社社屋は "Googleplex" の愛称で親しまれている。この言葉は、googolplex(グーゴルプレックス)の言葉遊びであり、Googleとcomplexとのかばん語でもある。

社内移動用の電動キックボードやセグウェイ、料理人が各国の料理を提供する無料食堂、フィットネスジムやサウナを完備したキャンパス、定期的に開催されるローラーホッケーのイベントなど充実した福利厚生サービス、猫以外のペットを持ち込み可能なオフィスやおもちゃなど遊び道具を持ち込める仕事部屋、ラバライトやゴムボールがあちらこちらに置かれた独特な企業文化で知られる[7]。また、NASDAQ市場に公開するに先立ち、無料ランチを継続して提供することを宣言した。自由な企業文化と肯定的にとらえる見方がある一方、子供っぽいと見られることもある(ただし、この場合の子供っぽいという表現は必ずしも否定的な意味を伴うものではない)[8]

また3Mの15%ルールの様に、勤務時間の20%を自分の気に入ったプロジェクトに割くよう義務付ける「20 percent time」という規則があり、そこからOrkutGmailなどの実験的サービスが生まれている。

社外での活動

Googleは社内で多くのオープンソースソフトウェアを使っているため、オープンソースの開発者を雇うなど、オープンソースの支援を積極的に行っている。

2005年には、「Google Summer of Code」というオープンソースの開発に資金を提供するプロジェクトを行った。これは、Googleが、指定したプロジェクトに参加する学生に開発費用を提供するというもので、一定期間の補助を受けて開発を行う。また、これを受けて、日本でも「夏休みコード道場」というプロジェクトが、フリーソフトウェアイニシアティブ (FSIJ) の主催の元、Google日本法人の協力で開始された。

現在は、ウィキペディアに対しても資金提供をするなど、オープンな文化に対する積極的な支援を行う企業としても名前をあげつつある。

また、2005年9月28日には、NASAと提携し、大規模コンピューティングの活用や、データマイニング、ナノ、バイオテクノロジーでの協力などを行うことを発表している。

2007年1月21日NHKスペシャルでは、Googleが初めてテレビ局の長期取材に応えた『グーグル革命の衝撃 ~あなたの人生を“検索”が変える~』が放送された。

地元マウンテンビューでは無料のネットワークが張り巡らされている。2007年、サンフランシスコでも無線インターネット接続が発表された。

名前の由来

Googleという言葉は、googol(グーゴル)という言葉の綴りまちがいに由来する。1997年にラリー・ページたちが新しい検索エンジンの名前を考えてドメイン名として登録した際、googol.comをgoogle.comと綴りまちがえたのがその起源と言われる[9]

グーゴルという言葉は、アメリカの数学者エドワード・カスナーの甥のミルトン・シロッタによって作られたもので、1グーゴルは10100(1のあとに0が100個続く数・10の100乗と読む)である。この言葉に似た言葉を社名に用いていることは、WWW上の膨大な情報の組織化がGoogleの使命であることを意図している。 It's wonedfrul to have you on our side, haha!

派生語

google・ググる(動詞)

英語圏では、「google」が「(広義ではYahoo!などを含めたすべての)検索エンジンで検索する」という意味の動詞として使われることが多くなっている。動詞としての「google」は英語版ウィキペディアにも収録されている(en:Google (verb))。2006年7月6日にMerriam-Websterが発表した辞書の最新版では、「google」という動詞が「WWWの情報を得るためにGoogleの検索エンジンを利用する」という意味で掲載された。なお、Googleは商標の普通名称化を招くとしてこの用法に抗議している[10]

日本語でも検索するという意味で「ググる」が用いられている。

googling(名詞)

googlingとして名詞化された言葉は、もともとの「検索する」という意味合いから派生し、特に「他人の氏名で検索する」場合を指すことが多くなった[11]

脚注

  1. KDDIとGoogleの業務提携について KDDI会社情報 2006年5月18日
  2. Ken Norton (2006-10-31) Ken Norton We’re Googlers now 英語 JotBlog 2006-10-31 [ arch. ] 10月20日
  3. Susan Wojcicki, Vice President, Product Management (2007-04-13) Susan Wojcicki, Vice President, Product Management Official Google Blog: The next step in Google advertising 英語 2007-04-13 [ arch. ] 10月20日
  4. DoubleClick (2007-04-13) DoubleClick GOOGLE TO ACQUIRE DOUBLECLICK 英語 2007-04-13 [ arch. ] 10月20日
  5. Elinor Mills (2007-04-13) Elinor Mills Google to buy DoubleClick for $3.1 billion 英語 CNET News.com 2007-04-13 [ arch. ] 10月20日
  6. ドコモとGoogleが提携──各種サービスのiモード対応などを推進 ITmedia +D モバイル 2008年1月24日
  7. ASCII24 (2006-10-11) ASCII24 世界中の技術者が憧れる、Google本社の豪華ランチを食べてみた!! 2006-10-11 [ arch. ] 10月20日
  8. Aaron Swartz (2006-12-13) Aaron Swartz The Goog Life: how Google keeps employees by treating them like kids 英語 Raw Thought 2006-12-13 [ arch. ] 10月20日 日本語訳
  9. David Koller (January, 2004) David Koller Origin of the name, "Google." 英語 スタンフォード大学 January, 2004 [ arch. ] 10月20日
  10. Will Sturgeon (2006-08-17) Will Sturgeon グーグル、「ググる」の使用に難色 CNET Japan 2006-08-17 [ arch. ] 10月20日
  11. Paul Gillin (2002-05-09) Paul Gillin What is Googling? - SearchWebServices.com Definitions Whatis.com 2002-05-09 [ arch. ] 11月2日

関連項目

参考文献

外部リンク

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