東金市女子高生殺人事件

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東金市女子高生殺人事件(ちばとうがねしじょしこうせいさつじんじけん)とは、2004年12月22日に起こった殺人事件である。

概要

2004年12月22日午前4時20分頃、千葉県茂原市町保のJR茂原駅南口で、帰宅途中だった茂原市新小轡の県立長生高校定時制2年の女子高生(当時17歳)が若い男の集団に現金9000円などが入った手提げポーチを奪われた上に拉致され、午前6時半頃に東金市油井にある廃屋ホテル敷地内で電気コードで首を絞められて殺害された。

犯人の男らは9月から女性を狙った路上強盗を繰り返していたが、顔を見られたから被害者の女性を殺したという。男らはガソリンで焼き殺すなど様々な殺害方法を相談し、女性が助命を願うと、「俺たちも捕まりたくない」として殺害し死体を遺棄した。

両親は主犯格に死刑を求めたが、犯人の住所不定・無職のA(当時21歳)と東金市下永吉の無職B(当時20歳)には無期懲役が下された。他の未成年男子3人も逮捕され、それぞれ懲役13年、14年の判決が宣告。1人は2005年10月、自責の念に駆られて拘置中に千葉刑務所で自殺した。