藤本亮介

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撲殺された藤本亮介こと鄭亮介
撲殺された藤本亮介こと鄭亮介

藤本 亮介(ふじもと りょうすけ、1975年 - 2012年9月2日)とは、六本木のクラブ「フラワー」で撲殺された、関東連合出身者である。

渋谷ガールズ焼肉「雌牛」を経営していたが、本職は都内で20店舗程のキャバクラを経営する「SIKグループ」のNo.2である。

交際していたのは、歌手のCHARMの妹のYUNA。

人物

  • 本名:鄭亮介
  • 通名:藤本亮介=吉村亮介(用賀喧嘩會) ●S55世代
  • 親の離婚前は河亮介(継母)

渋谷ガールズ焼肉「雌牛」社長撲殺事件(2012年9月)

東京都港区六本木のクラブで、客の男性が目出し帽をかぶった男約10人に鉄パイプのようなもので殴られて死亡するという事件が起きた。

目撃者の証言によると、犯人が犯行に要した時間はわずか1分~数分で、無言でひたすら被害者を殴り続けたという。これまでにない異様な犯行で、暴走族OBなどで構成される「関東連合」によるものだとの見方も出ている。店の奥にあるVIPルームが襲われた

事件は2012年9月2日午前3時40分ごろ、港区六本木5丁目の雑居ビル2階にあるクラブ「フラワー」で起きた。六本木交差点から南東に250メートル、徒歩にして3分程度の場所だ。店内では音楽イベントが開かれており、大音量の中で200~300人の客がいた。

目出し帽をかぶったり、サングラスをして顔を隠した男10人が店に入り、店の奥のVIP席にいた渋谷ガールズ焼肉「雌牛」経営の藤本亮介さん(31)に鉄パイプのようなもので襲いかかった。犯行時間はわずか1分~数分で、無言で藤本さんをメッタ打ちにした末に、無言のまま逃走したという。藤本さんは病院に搬送されたが、頭蓋内損傷で死亡が確認された。

通常、客は雑居ビルの外側にある階段経由で2階の「フラワー」に入るが、犯行グループはビルの1階の別の入り口から入り、VIP席に近い店の非常口から侵入したとみられている。このため、大勢の客に気付かれることなく、店の奥にあるVIPルームを襲うことができたとみられる。

実は2011年12月にも、六本木では同様の事件が起きている。雑居ビル店内の飲食店に約20人が押し入り、店内にいた山口組系幹部(43)ら4人をビール瓶で殴るなどの暴行を加え、逃走している。この事件は、暴走族OBなどで構成される「関東連合」と呼ばれるグループの犯行だとみられている。

この「関東連合」は、繁華街で荒っぽい事件をたびたび引き起こしており、最近では、元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏や市川海老蔵氏の暴力事件への関与が取りざたされている。また、暴力団に籍を置いていないため、暴力団対策法や暴力団排除条例の適用対象外だ。出会い系サイトや振り込め詐欺にかかわっているとの疑いもある。

「暴力団なら刃物、拳銃。目立つやり方はしない」

今回の事件の犯人像についても、「暴力団」(新潮新書)などの著書があるノンフィクション作家でジャーナリストの溝口敦さんは、

「金属バットや鉄棒といった武器からすると、考えやすいのが『関東連合』」

と、やはり「関東連合」との見方だ。いきなりVIPルームを襲うという用意周到にみえる犯行についても、

「彼らにとっては(六本木は)庭先なので、リサーチしなくても、それぐらいはできる」

と、それほどの驚きはない様子だ。

暴力団や過激派、外国人の関与については、

「被害者の年齢(31歳)からすると、新左翼過激派だとは考えにくいし、暴力団ならせいぜい刃物、拳銃を使う。暴力団は、目立つやり方はしない。中国人の可能性もなきにしもあらずだが、もっと違うやり方なのでは」

と否定的だ。

犯行グループと被害者との関係は現時点では明らかではないが、

「カネや仕事(シノギ)の関係で何かトラブルがあったのではないか」とみている。

六本木クラブ殺人「鉄パイプで頭メッタ打ち」覆面集団の正体「捜査線上に関東連合と外国人が浮上した」

去る9月2日未明、東京・六本木のクラブ「フラワー」で、飲食店経営・藤本亮介さん(31)=中野区=が、目出し帽をかぶった約10人の男たちのグループに撲殺された事件。犯人グループとして有名愚連隊やヤクザ組織、さらには雇われた外国人も浮かび上がってきた。関係者に徹底取材し、その動機と背景に迫る─。

ある捜査関係者は、

「まるで4年前の3月早朝、韓国籍の男性(当時32歳)が西新宿の路上で集団で襲われて殺された事件を彷彿させる。あの事件はいまだ未解決ですが‥‥」語った。

類似点は凶器が鉄パイプと金属バットだったこと、犯人グループが目出し帽をかぶっていた点。そして、捜査線上に地元の不良グループや暴力団関係者の影がチラついていたことだ。藤本さんが殺害された夜、「フラワー」のVIP席の近くにいた客の一人が言う。

「藤本さんには背を向ける位置にいたんですが、大きな音で振り返ると、バットを持った男が群がって振り下ろしている姿が見えた。彼らが立ち去ったあとに、藤本さんが倒れていて、店内が薄暗いのに赤い血がハッキリ見えました」

9月7日に警視庁が公開した「フラワー」前の路上の防犯カメラの映像には、2台のワンボックスカーから降りた犯行グループと思われる集団の中に、金属バットを持った男が確認できた。社会部記者が言う。

「ヤクザの抗争では拳銃が主に使われるが、鉄パイプ、金属バットというやり方はヤクザではないかもしれません。暴走族上がりの集団などが考えられます」(全国紙社会部記者)

では、犯人は何者なのか。一つ一つ可能性を探っていくと、まず市川海老蔵暴行事件など六本木・西麻布付近の事件では必ずと言っていいほど名前が出てくる「関東連合」。もともと暴走族の連合体という彼らが実行犯だという説がある。

「現在の彼らは実業家や芸能プロやAVプロの経営者といった“表の顔”を持ち、その影響力は芸能界にまで及び、六本木闇社会にも通じている。知人の関東連合OBが、『犯人は関東連合の関係者じゃないか』と言っていました」(クラブ関係者)

藤本さんは、杉並区内でキャバクラを、渋谷でガールズバーと焼き肉店を合わせた業態の店を経営していた。一見コワモテにも見えるが、近所の住民によれば、会えば笑顔で挨拶をする気さくなタイプだったという。ヤクザに詳しいジャーナリストはこう話す。

「藤本さんがヤクザに店の資金を借りたが、一向に返さない。それで狙われたのではないかという証言もあります。ヤクザが外国人を雇ってやらせた可能性もある」

現場にいた常連客の一人は、

「犯人たちは無言で殴り続け、1、2分で立ち去りましたが、藤本さんと一緒にいた人の話では、完全に無言ではなく、少し日本語が聞こえたそうです。『ドケッ』という発音が『トケッ』みたいに聞こえたとか。店内は、音響がすごくて確かじゃないですが」

あるいは個人的な恨み、突発的な動機であることを指摘する声もある。

「フラワーが入っているビルだけで週末は数千人の人間が集まっている。特に仕事が夏季休暇の人間も大勢いますからね。あれだけ集まればモメ事はしょっちゅうです」(クラブ関係者)

それを裏付けるような証言も出てきている。

「今年の冬頃、藤本さんがフラワーのVIP席で土下座せんばかりの調子で謝罪させられているのが目撃されていました」(別の常連客)

このあたりから、関東連合やヤクザ絡みという複雑なものではなく、単純に、酔客同士のケンカではないかという見方もあるのだ。前出の外国人犯行説につながるような証言もある。

「事件の1週間くらい前に新宿で、ある外国人グループとモメていて『お前らは国に帰れ!』と面罵してケンカ寸前になっていた」(新宿の飲食店関係者)

さらには六本木のクラブ関係者からは、こんな情報が寄せられた。

「大箱で開放的に見えるフラワーですが、実はセキュリティはけっこう厳しく、覆面グループは、いかにも殴り込みのように現れたのにすんなり入って犯行を終えると、スムーズに逃走した。実は当日、人気でなかなかVIP席があかないフラワーにいた誰かが、藤本さんを『今なら空いている』と呼び寄せたフシがある。そして店に到着して程なく覆面グループが現れたとも‥‥」

警視庁によれば、防犯カメラに映っていた彼らは多摩湖付近まで逃走していたことが確認されているという。一刻も早い解明がまたれる。

関連項目